【アーユルヴェーダの食事法】消化力に応じて適量を食べる
こんにちは。
名古屋アーユルヴェーダサロン ニャーナのsatocoです。
前回、消化力の最も高いお昼ごはんをメインにしよう!というブログを書きました。
アーユルヴェーダでは、ヴァータ・ピッタ・カパのドーシャ(生命エネルギー)について知ることも大切ですが、『消化力=アグニ』について知ることもとても大切です。
消化の火=アグニ
アーユルヴェーダでは消化力のことを“アグニ”と言い、アグニは火の神様の名前でもありす。
アグニは、食べたものを代謝・分解させて、私たちの体の組織を作るためのエネルギーに変換する働きがあります。アーユルヴェーダでは、私たちの体には、13種類のアグニが存在すると考えられています。13のうちメインは胃と小腸にあり、5つが肝臓、残りの7つが筋肉、脂肪、骨などの体組織にあります。
アグニが好調であれば組織はうまく生成されるし、アグニが不調になれば組織がうまく生成されず、病気を引き起こす原因にもなります。
自分にとっての適量を食べる
アーユルヴェーダの食べ方のルールに、“適量を食べる”というのがあります。
これは、自分がきちんと消化できる分だけ食べるということです。
アーユルヴェーダの古典書には、食事の摂取量についてこう書かれています。
固形物を腹の4分の2、液体物を4分の1、残りの4分の1は空けておくべきである
つまり、食事は胃容量の4分の3(75%)を満たすことが適量ということです。
適量の目安としては、両手をくっつけてお椀をつくりそこに収まる量と言われます。
ちなみにわたしはそれを知った時、少なっ!というのが正直な感想でした。
適量は人によって様々であり、季節や体調によっても異なります。
自分の消化力を観察し、次の食事までに消化できる量を食べましょう。消化に重いものが多い場合は量を減らすなどして調整するといいです。お腹が空いていないときは無理に食べる必要はありません。
そして、体質も人それぞれなので、その時の心と体の状態に合わせて食べるもの、食べる量を選ぶことが大切です。食べ過ぎも、食べなさすぎもよくありません。
神様に捧げる気持ちで食べる

アグニとは火の神様の名前。
「お腹の中にいるアグニの神様に捧げる気持ちで食べなさい」と習いました。
常にその気持ちがあったら、質の良い新鮮なものをお供えしたくなりますよね。
深夜のカップラーメンとか、氷でキンキンに冷えたドリンクとか、いつ誰が作ったかわからないものとか、神様に失礼すぎます。
たまに忘れて、ついつい欲求を満たすだけのものを食べてしまう時がありますが、今日これを書いて改めてこのことを心に念じようと思いました。(←自分への戒め。笑)
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