最高の油“ギー”を使った簡単疲れ目ケア
こんにちは。名古屋アーユルヴェーダサロン ニャーナのsatocoです。
今日はアーユルヴェーダで最高のオイルと言われるギーを使ったとっても簡単な目のケアについてご紹介します。
そもそもギーって何?最高の油と言われる理由とは?
ギーとはどんなものかというと、無塩バターから水分やタンパク質など不純物を除去した純粋な油で、インドではミルクから作られています。
数年前にバターコーヒーが流行った時にギーが注目されるようになり、最近ではスーパーや輸入食品店などで見かけることも多く、気軽に手に入れられるようになりました。
ギーの効能としては、消化促進、抗炎症作用、抗酸化作用、便秘解消、記憶力向上などたくさんの効能があります。
また、ギーは冷たい性質を持っているため、火傷をした時にも塗るといいですよ。わたしは先日フライパンで腕を火傷し、すぐにギーを塗りました。
お料理だけでなく様々な場面で使えるギー、一家に一つ置いていて損はないかと思います!
アーユルヴェーダの目の治療“ネトラタルパナ”
テレビでも紹介されたことのあるネトラタルパナというアーユルヴェーダの治療法をご存知ですか?
目の周りに豆の粉や小麦粉で作った土手を作り、そこに人肌に温めたギーを流し入れる治療法です。

わたしは大阪アーユルヴェーダ研究所の授業で体験しました。なんともシュールな画像ですが、これがとっても気持ちいいんです。
初めは目を開けるのが怖くて、目に油なんて絶対痛いって思ってたんですが、温かいギーが目の中にどんどん浸透してい、きまるで温泉に浸かっているような心地良さ。普段コンタクトレンズを一日中着用してドライアイのわたしは、この治療で目の潤いを取り戻しました。施術後は目がキラキラと輝いていて、目も頭も気持ちもスッキリします。
自宅で簡単にできるギーを使ったアイパック
残念ながらネトラタルパナは治療行為にあたるためサロンでは行っておりませんが、簡単にできる疲れ目ケアの方法をご紹介します。

用意するものはたった2つ、ギーとコットンのみです。

湯煎で人肌に温めたギーをコットンに浸し目の上に置きます。

寝転んで行うとコットンが落ちてこないので、メイクオフした後や寝る前に行うのがおすすめ。
この状態で5〜10分お休みします。これでも十分気持ちいい!温かいコットンからオイルが浸透してくるのがわかります。
コットンを取ると白目の白さが変わっていました!コットンに残ったオイルはそのまま目の周りやお顔全体のケアにも使えますよ。暑くて寝苦しい夜は足の裏に塗るのもGOOD!
パソコン・スマホの使いすぎや、忙しく働いていると目が充血してくることはありませんか?
アーユルヴェーダでは目は火のエネルギーであるPitta(ピッタ)との関係が深く、働きすぎて目が充血してしまうのはまさしくPitta(ピッタ/火のエネルギー)が増加しているサイン。
自宅で簡単にできるケアでキラキラな目を取り戻しましょう!
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