電子レンジを手放して1年
こんにちは。アーユルヴェーダサロン ニャーナのsatocoです。
コロナ禍で変わった生活様式。人それぞれ、多少なりとも生活に変化はあったかと思います。
今や体の一部になりつつあるマスク、リモート◯◯、オンラインの活用やテイクアウト利用などなど、仕事やライフスタイル、人付き合いにおいて新しく取り入れたこと、今までもやっていたけど使用頻度が増えたことなど“ニューノーマル”というものが自然と当たり前のことになりました。
自粛期間で考えさせられたこと
2020年4月に発令された最初の緊急事態宣言のとき、ホテルに勤めていたわたしは約4ヶ月間の休業期間を経験しました。
それまでシフト勤務で不規則な生活をしていたわたしにとって、それは生活リズムを整える良いチャンスでした。初めはダラダラと過ごしていましたが、朝のオンラインヨガを始めるようになり、次第に朝5時に起きて夜10時には寝るというライフスタイルが定着していました。
ヨガのレッスンは1日1〜2回受け、食事は3食自炊、午前中はアーユルヴェーダの勉強や読書、午後は散歩や友達とzoomでお茶会、というような流れで毎日過ごしていました。
食べ物、洋服、生活用品、人間関係など全てにおいて自分に必要なものだけでシンプルに暮らしていくうちに、本当に必要なものは何か考えるようになりました。
理想と現実の葛藤で決意
しかし、仕事が再開するとまた徐々に元の不規則な生活へと戻りつつありました。食生活は少しずつ乱れ、寝る時間も少しずつ遅くなり、仕事帰りにマンション前のコンビニに吸い寄せられるように入っていくこともしばしば。1度理想の生活を手に入れてしまったために、これでいいのかなと疑問を抱きながらも、疲労には勝てず、自分を大切にできなくなっていた気がします。
そんな生活を半年ほど過ごし、“これではダメだ!もうわたしは温めるようなものは食べない!”と思い立ち、電子レンジを手放すことを決めます。
なぜそう思ったのかというと、アーユルヴェーダでは出来立てのものを食べるのが良いとされていて、作り置きや1度作ったものを温め直すということは推奨されていません。
なければ温めない!そう思い、手放すことを決めました。
手放して1年で思うこと
電子レンジを手放して1年が経ちました。
買い直すほど不便に思ったことはありません。
ただ、ホテルで働いていた頃に、疲れ果てて“味が濃いものが食べたい!!”と思い仕事帰りにコンビニに寄って冷凍のホルモン焼きを買い、レジで温めをお願いすると、家庭用レンジ対応商品のため業務用レンジでは対応不可とのこと。「レンジないんです。他に方法はありますか?」というやりとりをそこにいた店員さん全員を巻き込んでするというなんとも恥ずかしい体験はありました。相当疲れてました。。。
温めない!と決めたものの、ホテルで働いていた頃はコンビニに行くことはあったし、スーパーの惣菜を買うことも少なくは無かったです。温めなくて良いものを買ったり、スーパーのレンジを借りたり、温めずに食べたりと対応の仕方が変わったけれど、買う回数は確実に減ったし、コロナ前と比べると、できるだけ自炊するようになりました。
ホテルを退職し3食自炊になった今、レシピ動画を見てレンジを使う工程が出てくると、それが作れなかったり、レンジがない分手間が増えてお手軽レシピでは無くなってしまったりと、違う不便さが出てきました。
最新のオーブンレンジの魅力
先日、実家に帰ると最新のオーブンレンジが置いてありました。
早速朝食のパンを温める機能を使ってみると、スチームでふっくらしたあんぱんがとっても美味しくて感動しました。さらに、そのオーブンレンジは“出来上がりました”と声で教えてくれるし、もうコンロはいらないんじゃないかというくらい何でも作れるし、wifiを接続すればAIが献立を考えてくれます。
結論としては、なくても何とかなるし不便とまではいかないけれど、あったらやっぱり便利だし、料理の幅も広がるなと感じました。
どちらかというとわたしはレンジ機能よりオーブン機能が欲しいなと思います。
実家のような最新のオーブンはきっと全機能使いこなせないだろうから、最低限の機能が備わっているオーブンレンジで良いものがあったら購入を検討するかもです。まぁ置くところがないので可能性は低いかなとも思います。
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