“jnanam/ニャーナ”サロン名の由来

こんにちは。
名古屋アーユルヴェーダサロン ニャーナのsatocoです。

サロンオープンから3ヶ月が経ちました。
毎月ホームページを見つけてお越しいただくご新規の客様にお会いすることができ、大変嬉しく思います。

今日はサロンの名前の由来についてご紹介します。

jnanam(ज्ञानम् [jñānam])とはサンスクリット語で、“知識・知ること・知る手段”などの意味があります。
日本語では“智”という漢字になります。自分の名前の1文字から決めました。

jnanamをカタカナの発音にするのは難しく文字通りに読むとジュニャーナとなります。ちなみにインドではギャーナと読まれることが多いそうですが、ニャーナと読むこともあるそうで、恩師、ヨガ哲学の先生、サンスクリット語を教えている先生に相談し、わたしが一番気に入っていたニャーナに決めました。

実はサロン名は別に決めていた名前がありました。
いつか自分のサロンを持ちたいな〜と夢を思い描いていた頃に、サロン名はこれにする!と、思いついたことを綴るノートの中の1ページに綴っていました。
いざ、サロン開業が現実的になってきてサロン名を決めようと思ったときに、なんと!そのわたしが心に決めていたサロン名でアーユルヴェーダサロンがオープンするという情報をSNSで見かけてしまい・・・
さすがに場所は遠くても同じ名前にはできないなと思い再度考え直すことにしました。

なかなか良いアイデアが思い浮かばず、名前が決まらない〜と嘆いていたところ、セラピストの先輩に“ふとした瞬間に降りてくるよ”というお言葉をいただき、無理に絞り出すのはやめることにしました。

事業計画書の作成が進むにつれてそろそろ決めなきゃいけない時期になった時、ふと自分の名前について考えてみました。

アーユルヴェーダを学び始めてから“智慧”や“叡智”などと度々目にするようになった「智」という字。
意味を調べていくうちに、どんどん自分の名前が好きになりました。いろんなことに興味を持ち、知識を得るために学ぶこと、何かを学んでいる時わたしはいつも幸せでした。
カナダで英語を学んでいた時も、イギリスでアロマセラピーを学んでいた時も、アーユルヴェーダを学んでいる今も、楽しくて幸せなのはこの名前をつけてもらったおかげかなと思います。37年目にして自分の名前を生きている実感がしています。

智という字の成り立ちはいろいろな説がありますが、知は知識の意味があり、日は日(にち)ではなく曰(いわく)であり知識を口に出す、伝えるという意味があるという記事を見かけました。
これからもアーユルヴェーダの智慧を学び続けそして必要とする人に届けたい、伝えていきたいという思いも込められています。

容姿や体型、考え方や性格は人それぞれ違います。それを人と比べて悩んだり落ち込んでしまう経験は誰にでもあると思います。アーユルヴェーダの体質論では、人はひとりとして同じ人はおらず、何が良くて何が悪いということはなく、みんな違ってみんな良いと考えられます。
自分自身を知ると、自分の欠点と思っていた部分も、こういう体質だからと受け入れることができ、自分をもっと愛してみようという気持ちになります。

自分よりも大切な人、自分よりも大切なことがあるから、そう思いながら一生懸命頑張る女性に、本当に大切なものを知ってほしい。
自分自身を知り、そして愛すこと。ニャーナで過ごす時間がそんな時間になってくれたらと願っています。

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