アーユルヴェーダとは?どんなものか知ってみよう!
こんにちは。
名古屋アーユルヴェーダサロン ニャーナのsatocoです。
これまでアーユルヴェーダについていろいろとブログを書いてきましたが、そもそもアーユルヴェーダって何なの?おでこにオイル垂らすあれでしょ?
と、思われている方も多いのでは…と思い、今日は“アーユルヴェーダとは何か?”について書いてみようと思います。
なんせアーユルヴェーダはカタカナが多すぎてわたしも悪戦苦闘しているので、できるだけわかりやすく説明していきますね。(そうできるように頑張ります!)
アーユルヴェーダとは生命の科学
アーユルヴェーダとは、古代インドから伝わる伝統医学で、5000年の歴史を持つと言われる世界最古の医学です。中国医学、ユナニ医学と並んでWHOが認める世界三代医学のひとつなんです!
アーユルヴェーダという言葉は、『アーユス/Ayus』+『ヴェーダ/veda』という2つの言葉が1つになってできた言葉で、アーユスは生命、ヴェーダは科学という意味があり、アーユルヴェーダは生命の科学という意味があります。
アーユルヴェーダの三大医書のひとつ、チャラカサンヒターにはこう書かれています。
アーユルヴェーダとは、生命に何が有益で何が不益であるか、幸福な生命、不幸な生命とは何か。何が生命に良い結果をもたらし、何が悪い結果を生じるか。何が長寿を導き、何が短命を招くかを教える学問である。
チャラカサンヒター
わたしが最初に恩師から教わったのは、
「アーユルヴェーダは、ただ長生きするのではなく、健康かつ幸福で長生きするための智恵。アーユルヴェーダを学ぶということは、そうゆう人生を送るための知恵を学ぶということ」でした。
“長生きできてもずっと寝たきりは嫌でしょ?”という言葉をよく覚えています。
アーユルヴェーダの目的
アーユルヴェーダの目的は2つ!
1.健康な人の健康を維持・増進させる
2.病人から病気を取り除く
ただ病気の治療をすることだけが目的ではなく、健康な人の健康を守るということもアーユルヴェーダの目指すところです。アーユルヴェーダは健康を維持するための知恵がたくさんつまった予防医学なんです。
アーユルヴェーダのドーシャ理論

アーユルヴェーダでは、自然界の全てのものは、<空>・<風>・<火>・<水>・<地>の5つの元素でできていると考えられていて、それは私たち人間にも当てはまります。
そのバランスは人それぞれでみんな違い、同じ人でも1日や1年、年齢によってそのバランスに変動が起きると考えられます。
私たちの体質はこの5つの元素からなる、ヴァータ・ピッタ・カパという生命エネルギーのバランスによって分けられます。この3つのエネルギーをドーシャと言います。
ドーシャはサンスクリット語で“汚すもの”という意味があり、私たちの体と心に存在していて、そのバランスが崩れると病気を引き起こすと考えられます。
アーユルヴェーダの考える健康の定義の1つに、「3つのドーシャのバランスが取れていること」というのがあります。生命が宿る瞬間に決定されると言われる体質。その生まれ持ったドーシャのバランスが最も心地よく生きられるバランスの取れた状態です。
大切なのは自分自身を知ること

病気を予防し、健康であるために、まずは自分自身を知ることが大切です。
自分の体質はヴァータ体質なのか、ピッタ体質なのか、ヴァータとピッタの複合体質なのかなど、全部で7種類ある体質のどれに当てはまるのか、一度ご自身で体質チェックをしてみるといいですよ。
ドーシャのバランスは常に変動し続けており、日頃の習慣や食事がドーシャに与える影響はとても大きいです。
まずは自分がどの体質なのかを知り、その上で、今どのドーシャが増えているのか?今抱えている症状はどのドーシャの影響を受けているのか?というようにアーユルヴェーダを通して自分自身を観察してみると、自分の体と心で起きている変化に気づくことができます。
大切なのは“わたしを知る”ということ。
そして、心地よくバランスの取れた状態を保つために、アーユルヴェーダの智恵がとっても役に立ちます。
アーユルヴェーダは「幸福である」ということをとても大事にしています。
アーユルヴェーダで健康で幸せな人が増えたら嬉しいですね!
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